Wind turbines
洋上風力発電用
航空障害灯・航路標識灯(施設灯)
日本光機工業は洋上風力発電に必要な
"航空障害灯"と"航路標識灯(施設灯)"
両方を手掛ける特殊照明のトップメーカーです。
ブレード頂部の高さが地表又は海面から60m以上の風力発電機には航空障害灯を設置します。高光度又は中光度白色航空障害灯を設置することにより、
昼間障害標識の設置が免除されます。
また、洋上風力発電所には、船舶に対して航路標識灯が必要になります。
洋上風力発電用の航空障害灯
設置航空障害灯種類/灯数は諸条件により変更される場合があります。
白色航空障害灯
(風力発電機に昼間障害標識が不要)
LED中光度白色航空障害灯
FX-7SC-20K型
ブレ―ド頂部の地上高が150m未満の場合(通常型発光部重量約22㎏に比べ軽量型発光部重量は約10㎏となります)
ナセル頂部の地上高が105mを超える場合は地上からナセル頂部間ほぼ等間隔に設置(風力発電機群免除規定あり)
赤色航空障害灯
(風力発電機に昼間障害標識が必要)
LED中光度赤色航空障害灯 OM-6C型
ブレ―ド頂部の地上高が90m以上315m以下の場合頂部に設置
ナセル頂部の地上高が45m以上の場合は中段部にも設置(高さによりOM-3Cとの組合わせ)
LED低光度航空障害灯 OM-3C型
ブレ―ド頂部の地上高が60m以上90m未満の場合頂部に設置
ナセル頂部の地上高が45m未満の場合は頂部のみに設置、ナセル頂部の地上高が45m以上の場合は中段部にも設置
洋上風力発電
(ウィンドファーム)の
航路標識
設置航路標識灯種類/灯数は諸条件により変更される場合があります。
洋上に立ち並ぶ風力発電施設群(ウィンドファーム)については、海上保安庁の“航路標識の設置及び管理に関するガイドライン”により、主要な地点に位置する発電施設に航路標識を設置するよう規定されています。
この航路標識の設置数や性能(光度、光り方等)等については、設置海域の自然環境(地形、水深等)や船舶(貨物船、漁船等)の通航状況により異なりますので、計画段階から最寄りの管区海上保安本部又は海上保安(監)部へご相談ください。
周囲構造物の航路標識灯 | ウィンドファームの周囲の屈曲部その他の主要地点に位置する発電施設 (許可標識) | |
中間構造物の航路標識灯 | 隣接する周囲構造物の間に位置する発電施設(許可又は簡易標識) | |
その他の航路標識灯 | ①及び②以外の発電施設で、必要に応じて設置(簡易標識) | |
霧信号所(フォグホーン/音響信号器)、AIS信号所 | 必要に応じて設置(許可標識) |
(注)孤立する単独の洋上風力発電施設については、灯色、光り方等の基準が異なります。
適合製品一覧表
品名 | 海上保安庁ガイドラインの基準 | 仕様 |
---|---|---|
① LED航路標識灯 NLE-2604Y型 |
洋上風力発電施設群の周囲構造物用 ⑴ 光力 実効光度80カンデラ以上 ⑵ 灯質 群せん黄光 6秒に2せん光(同期点滅) |
<周辺機器> 制御盤 周辺照度検出器 GPS同期装置 |
② LED航路標識灯 NLE-170PY型 |
洋上風力発電施設群の中間構造物用 ⑴ 光力 実効光度5カンデラ以上 ⑵ 灯質 単せん黄光 (同期点滅) |
<周辺機器> 制御盤 周辺照度検出器 GPS同期装置 |
③ LED航路標識灯 NLE-PS165型 |
海上構造物の明示用 ⑴ 光力 実効光度14カンデラ以下 (光度調整可能) ⑵ 灯質 単せん黄光 |
独立運用 太陽電池、バッテリー内蔵 |
④ フォグホーン (音響信号器) |
⑴ 音達距離 2海里以上 ⑵ 吹鳴周期 毎30秒にモールス符号U ※視界が悪いときに船舶に対し音で信号所の概位・方向を知らせます。 |
<周辺機器> 制御盤 視程計 製造元:伊吹工業株式会社 販売元:日本光機工業株式会社 |